:
中国常駐代表、安保理会議でパレスチナ問題解決に関する習近平主席の「4点の主張」を紹介
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-07-27 11:06:37 | 新華網 | 編集: 陳辰

(国际)(1)中国代表在安理会宣介习近平关于解决巴勒斯坦问题“四点主张”

新華社記者 李木子 撮

新華網国連7月27日 国際連合安全保障理事会(国連安保理)は25日、パレスチナ問題に関する公開会議を開催した。国連安保理の今月の議長を務める劉結一中国常駐代表が司会し、国連安保理理事国とパレスチナ、イスラエル等を含む50近くの国と組織の代表が出席した。

劉結一代表は、中国の習近平国家主席がこのほど提起した、パレスチナ問題を解決する「4点の主張」を全面的に紹介し、各方面に積極的な反応と支持を呼びかけた。

1点目は、「2国方式」を基礎とした政治的解決を確固として推進することである。中国側は「2国方式」を確固として支持しており、1967年ラインを基礎とし、東エルサレムを首都とした、完全な主権を有する独立したパレスチナ国の設立を支持して、これまでと同じように、パレスチナ問題の解決に建設的な役割を発揮する。

2点目は、共同、総合、協力、持続可能といった安全観を堅持することである。中国側は、国連安保理第2334号の決議を徹底して実行し、占領地における全ての定住活動を直ちに停止し、一般市民への暴力行為を防止するために直ちに措置を講じるよう呼びかけている。速やかに話し合いを再開し、パレスチナ問題の政治的解決を進め、共同で持続的な安全の根本的な実現を求めている。

3点目は、国際社会の努力をより調和させ、大規模に平和を促進することだ。国際社会は一層調和を図り、共同で参加する平和促進措置を早期に打ち出すべきだ。中国側は、パレスチナ問題の政治的解決に有利となる努力への参加と支持を希望しており、年内にもパレスチナ・イスラエル和平人士研究討論会を開催して、パレスチナ問題の解決に献策する計画だ。

4点目は、総合対策として、発展によって平和を促進することである。政治交渉を推進すると同時に、発展問題を高度に重視し、パレスチナ・イスラエル間の協力を推進しなければならない。中国は、パレスチナとイスラエルの双方を「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線上の重要なパートナーとしており、発展による平和促進の理念に基づき、相互にとって益となる提携を展開し、パレスチナの発展加速を引き続き支援していきたい。中国側は、中国・パレスチナ・イスラエルの三者対話メカニズムを構築し、パレスチナ援助の重点プロジェクトを協調、推進していくことを提唱している。

劉結一代表は、次のように述べた。習近平主席が提起した「4点の主張」は、中国側が当面の状況と国際的な環境に基づき、パレスチナ問題の解決のために行う新しい努力であり、また次の段階において、中国側がパレスチナ問題の政治的解決を推進するための準拠でもあり、各方面が積極的に反応、支持し、共にパレスチナ問題解決における進展を実現することを望む。アル・アクサー・モスクでの緊張状態を緩和することが当面の急務となっており、鎮静化させる解決方法を早期に考案し、対立が深まるのを避けなければならない。中国側は、各方面と共に努力し、パレスチナとイスラエルが速やかに当面の問題を解決し、和平交渉を再開するように推進し、パレスチナ・イスラエル問題の全面的且つ公正で、持続する解決と中東地区の平和・安定が一日も早く実現することを願っている。

   1 2   

新華網日本語

中国常駐代表、安保理会議でパレスチナ問題解決に関する習近平主席の「4点の主張」を紹介

新華網日本語 2017-07-27 11:06:37

(国际)(1)中国代表在安理会宣介习近平关于解决巴勒斯坦问题“四点主张”

新華社記者 李木子 撮

新華網国連7月27日 国際連合安全保障理事会(国連安保理)は25日、パレスチナ問題に関する公開会議を開催した。国連安保理の今月の議長を務める劉結一中国常駐代表が司会し、国連安保理理事国とパレスチナ、イスラエル等を含む50近くの国と組織の代表が出席した。

劉結一代表は、中国の習近平国家主席がこのほど提起した、パレスチナ問題を解決する「4点の主張」を全面的に紹介し、各方面に積極的な反応と支持を呼びかけた。

1点目は、「2国方式」を基礎とした政治的解決を確固として推進することである。中国側は「2国方式」を確固として支持しており、1967年ラインを基礎とし、東エルサレムを首都とした、完全な主権を有する独立したパレスチナ国の設立を支持して、これまでと同じように、パレスチナ問題の解決に建設的な役割を発揮する。

2点目は、共同、総合、協力、持続可能といった安全観を堅持することである。中国側は、国連安保理第2334号の決議を徹底して実行し、占領地における全ての定住活動を直ちに停止し、一般市民への暴力行為を防止するために直ちに措置を講じるよう呼びかけている。速やかに話し合いを再開し、パレスチナ問題の政治的解決を進め、共同で持続的な安全の根本的な実現を求めている。

3点目は、国際社会の努力をより調和させ、大規模に平和を促進することだ。国際社会は一層調和を図り、共同で参加する平和促進措置を早期に打ち出すべきだ。中国側は、パレスチナ問題の政治的解決に有利となる努力への参加と支持を希望しており、年内にもパレスチナ・イスラエル和平人士研究討論会を開催して、パレスチナ問題の解決に献策する計画だ。

4点目は、総合対策として、発展によって平和を促進することである。政治交渉を推進すると同時に、発展問題を高度に重視し、パレスチナ・イスラエル間の協力を推進しなければならない。中国は、パレスチナとイスラエルの双方を「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線上の重要なパートナーとしており、発展による平和促進の理念に基づき、相互にとって益となる提携を展開し、パレスチナの発展加速を引き続き支援していきたい。中国側は、中国・パレスチナ・イスラエルの三者対話メカニズムを構築し、パレスチナ援助の重点プロジェクトを協調、推進していくことを提唱している。

劉結一代表は、次のように述べた。習近平主席が提起した「4点の主張」は、中国側が当面の状況と国際的な環境に基づき、パレスチナ問題の解決のために行う新しい努力であり、また次の段階において、中国側がパレスチナ問題の政治的解決を推進するための準拠でもあり、各方面が積極的に反応、支持し、共にパレスチナ問題解決における進展を実現することを望む。アル・アクサー・モスクでの緊張状態を緩和することが当面の急務となっており、鎮静化させる解決方法を早期に考案し、対立が深まるのを避けなければならない。中国側は、各方面と共に努力し、パレスチナとイスラエルが速やかに当面の問題を解決し、和平交渉を再開するように推進し、パレスチナ・イスラエル問題の全面的且つ公正で、持続する解決と中東地区の平和・安定が一日も早く実現することを願っている。

   1 2 下一页  

010020030360000000000000011100561364760611