アフリカにおける「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」建設の重要事業として、モンバサ・ナイロビ鉄道は、「一帯一路」建設の理念を行動に移し、将来を現実に変えた完璧な証となり、「一帯一路」構想が時代の流れに順応し、発展の規律に適応し、各国民の利益に合致していることをはっきり示した。
中国とアフリカの提携が成功の吉報が伝わって来た
モンバサ・ナイロビ鉄道は、中国交通建設股フェン有限公司(中国交建)傘下の中国路橋工程有限責任公司が建設を請け負い、5月31日に正式に竣工、開通し、6月1日から旅客輸送サービスを開始した。運営の初期段階では、モンバサとナイロビ間を毎日各1本運行する。
モンバサ・ナイロビ鉄道指揮部が提供したデータによると、6月4日のモンバサ発ナイロビ行きのE1便の乗客数は1366人で、乗車券を買えなかった人数は数百人に達した。同日のナイロビ発モンバサ行きのE2便の乗客数は1219人だった。
モンバサ・ナイロビ鉄道は、料金と所要時間がいずれも半分で済むことから大いに歓迎されている。初期段階では、乗車券が売り切れてしまう状況も発生しているが、これはケニア人、ひいてはアフリカ人の中に、スムーズで高効率な旅客輸送の大きなニーズがあることを証明するものともなっている。