新華網北京6月6日(記者/孫辰茜)外交部の華春瑩報道官は5日、次のように表明した。中国側はすでにザンビアが中国公民31人を拘束したことについてザンビア側に厳正な交渉を提出し、ザンビア側に法に基づき善処し、無辜の人員を一刻も早く釈放するよう促した。中国側は違法行為を庇護しないが、海外中国人に対するいかなる選択的な法執行行動に断固として反対する。
当日の定例記者会見で、華春瑩報道官はこのほど、ザンビア銅帯省の警察当局が銅鉱原料の不法購入の疑いで、選別せずに銅製錬分野の中国資本企業の従業員31人を逮捕・拘禁したと述べた。
華報道官はまた、次のように述べた。中国外交部はこの件を高度に重視し、すでに4日に在ザンビア中国大使館に厳正な交渉を提出し、ザンビア側に法に基づきこの件を善処し、無辜の人員を一刻も早く釈放し、拘束された人員に人道的待遇で接するよう促した。在ザンビア中国大使館は最も早くザンビア側の主管部門と交渉し、すでに作業チームを事件発生地に派遣し、拘束された人員に領事保護を提供し、ザンビア側に拘束された人員の待遇を改善するよう促した。
華報道官は、次のように表明した。中国政府は海外の中国資本企業と人員に現地の法律・法規に基づくよう一貫して要求し、違法行為を庇護しないが、海外中国人に対するいかなる選択的な法執行行動を断固として反対する。中国側は引き続き事件の進展を密に注目し、ザンビア側が一刻も早く法に基づき善処するよう促する。
(新華社より)
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