新華網東京5月30日 楊潔チ国務委員は29日に、日本の国家安全保障局の谷内正太郎局長の招待に応じて、東京の近くで谷内正太郎局長と共に第4回中日ハイレベル政治対話を主催した。
楊潔チ国務委員は以下のように表した。現在の中日関係は両国の国交正常化45年という重要な節目に当たり、新たなチャンスに直面しながら、目立っている試練も存在している。両側は両国の国交正常化の初心を温ね、日中間の4つの政治文書と4つの原則的共通認識を踏まえ、歴史を鑑として未来に向けるという精神に基いて、政治基盤を維持し、相違点を適切に管理·コントロールして、中日関係を引き続き改善させるように推進していくべきだ。
また、楊潔チ国務委員は以下のように指摘した。政治的相互信頼は国と国の間で健康的且つ安定した関係を発展させる根本的な保障である。中国側が中日関係の発展を重視している立場は変わっていない。日本側も時代の発展と共に進み、中国発展の勢いと時代発展の潮流に従って、中日間「互いの協力のパートナーとして、互いに脅威しない」という政治的共同認識と「中国の発展はチャンスである」という態度表明を実際の政策と行動に着実に実施できるように希望している。
谷内局長は以下のように表した。日中両国はアジアにおける二つの大国として、協力を維持するのは地域にとってきわめて重要である。両側は「互いの協力のパートナーとして、互いに脅威しない」という政治的共同認識を着実に実施すべきだ。日本側が台湾や歴史などの問題における立場は変わっていない。全面的に日中関係の改善に力を入れ、双方の各レベルの往来を強化し、両国関係におけるプラスの面を強め、相違点を適切に管理·コントロールできるように中国側と共に努力していきたい。
(新華社より)
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