新華網北京5月27日（記者/于佳欣）中米経済貿易関係は終始、二国間関係の「バラスト」及び「推進器」となっている。両国は一体、経済貿易協力からどのようにしてメリットを得るのだろうか。将来的にどんな協力の機会があるのだろうか。商務部は25日、『中米経済貿易関係に関する研究報告書』を発表し、対中米経済貿易関係の多くの話題について説明を行った。
中国は米国製航空機、大豆の最大の輸出市場：約25%のボーイング機を中国に販売
中国は米国にとって北米地区を除く最大の輸出市場で、最も急成長している主要輸出市場の一つでもある。
中国は現在、米国製航空機、大豆の最大の輸出市場で、自動車、集積回路、綿花の世界第二の輸出市場となっている。米国が輸出する62%の大豆、17%の自動車、15%の集積回路、14%の綿花及び約25%のボーイング機が中国に販売されている。
中国の対米役務取引の貿易赤字は長期的に存在する：中国人観光客の昨年の米国での１人当たりの消費額は約1万3千ドル
中国の対米役務取引は貿易赤字が長期的に続いている。2016年、米国の対中役務取引の貿易黒字は557億ドルに上り、2006年の約40倍に達する。観光方面で、中国商務部の推算によると、2016年の中国人観光客の米国での1人当たりの消費額は約1万3千ドルに上り、他国の観光客の米国での消費額を大幅に上回っている。
