新華網ジュネーヴ5月27日 BRICS諸国の「未来に向けた統合型衛生サービス体系の構築」に関するサイドイベント(side event)が24日、第70回世界保健総会の開催期間中に行われ、中国代表が末端医療機関の衛生サービス提供能力の向上などの面における取り組みについて重点的に紹介した。
中国国務院医療改革弁公室の副主任で、国家衛生計画出産委員会体制改革司の梁万年司長がサイドイベントに出席して発言した。梁司長は中国の末端医療機関の衛生サービス提供能力の向上や末端機関のサービスモデルの転換、分業と協業及び一体化メカニズムの改善といった面に関する経験について重点的に紹介した。
梁司長は次のように紹介した。中国は全ての村に診療所を設け、全ての農村に医療機関を設け、全ての町内に保健所を設けることを基本的に実現させた。県レベルの病院のサービス提供能力は大幅に向上し、80%以上の住民が15分以内で最も近い医療拠点に到着できるようになり、住民の医療機関の利用しやすさが大幅に向上した。また、住民が治療を受ける際の医療費負担が多少軽減され、個人の医療衛生支出が医療衛生総費用に占める割合は30%以下まで下がり、これまでの約20年以来の最低レベルとなり、住民の満足度が絶えず増え続け、健康レベルも絶えず改善された。
(新華社より)
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