新華網ジュネーブ5月25日（記者/張淼）中国、ブラジル、ロシア、インド及び南アフリカの衛生担当大臣は23日、第70回世界保健総会の会期中に開かれた昼食会で、BRICS諸国の衛生方面の協力の深化について意見を交換し、BRICS諸国が衛生分野の協力を強化し、BRICS諸国の国民の健康水準を向上させることで合意した。
今年の世界保健総会に出席した中国代表団団長、中国国家衛生計画生育委員会の李斌主任は昼食会で中国は各国とともに、協力を拡大し、交流を強化し、未来を展望し、国際影響力を備えた協力の機会を築くことに期待していると述べた。
李斌主任はまた、次のように表明した。BRICS諸国の指導者が昨年にインドゴアのBRICSサミットで達成した共通認識を着実に実行できるように、中国は7月6日から7日にかけて天津でBRICS諸国衛生担当大臣会議並びに伝統医薬ハイレベル会議を開催し、BRICS諸国衛生大臣会議『天津コミュニケ』及び『BRICS諸国の伝統医薬における協力強化の共同宣言』を発表する見込みだ。中国はさらに、7月5日にBRICS諸国衛生高官会議を開催し、各国の技術機関がプラットフォームを利用して協力ネットワークを構築するように推進し、適切な協力プロジェクトの展開について討論を行う。李斌主任は誠意を込めて各国大臣に会議への要請を出した。
5月24日、BRICS諸国は第70回世界保健総会の会期中に、ジュネーブで統合型（ IDS ）医療衛生システム対話を開催する。
（新華社より）
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