新華網北京5月26日(記者/樊曦)中国民用航空局の馮正霖局長は25日、中国民用航空局は民用航空の供給側構造改革を更に推進し、京津冀(北京・天津・河北省)、長江デルタ、珠江デルタという世界レベルの3大空港群の構築に取り組んでいくと表明した。
25日に行われた中国民用航空発展シンポジウムで、馮局長は次のように表明した。「第11次5ヵ年計画」以来、都市群は中国の新型都市化を推進する主体的な形態となっており、特に京津冀、長江デルタ、珠江デルタはすで中国で経済的な活力を最も備え、開放の度合いが最も高く、イノベーション能力が最も強い地域となった。
それに相応し、京津冀、長江デルタ、珠江デルタ地区も3大空港群を形成している。その中で北京首都国際空港の年間旅客処理能力が7年連続で世界2位となり、上海の二つの空港の旅客処理能力が年間1億人を突破し、浦東空港の年間貨物・郵便取扱量が9年連続で世界3位となり、また香港空港の貨物・郵便取扱量が長期にわたって世界1位となっている。また、広州空港、深セン空港、マカオ空港の業務量も急速に成長しているという。
馮局長は更に次のように表明している。中国民用航空局は3大空港群を積極的に導き、機能の分担が合理的で、市場の位置づけが明確な発展構造を形成し、ハブ(中枢)と地域、幹線と支線という空港の有機的な接続を促進させ、旅客・貨物の輸送を全面的に協調・発展させることで、空港群全体の機能と効率を向上させて、3大都市群の航空輸送に対する巨大なニーズをより着実に満たしていく。
(新華社より)
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