新華網ロンドン5月26日(記者/張代蕾)香港特別行政区教育局の呉克倹・局長は24日ロンドンで、このほど英国で参加した世界国際教育フォーラム期間中、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線国家の教育関連役員と「一帯一路」奨学金の普及について協議し、ベトナム等の国から積極的な回答を得たと述べた。
香港教育局は2016年、インドネシアで「一帯一路」奨学金の普及を開始し、すでに奨学金を取得した10名のインドネシアの学生が、香港の大学で本科生として学習している。今年2月には、香港教育局はタイ教育省と奨学金計画について協定を締結し、2017年9月から実施することで合意した。計画によると、参加国の定員は毎年最大10名で、奨学金を取得した学生は、大学卒業まで毎年最大12万香港ドル(約10万6000人民元)を獲得する。特殊な必要のある学生は、それ以外の助成も受けることができる。
同局長は、この奨学金はインドネシアとタイのほか、マレーシアもカバーしており、今年はベトナムを重点普及対象とすることを明かした。今後、引き続き対象国家を徐々に拡大し、より多くの「一帯一路」沿線国家が参加するように推進したい考えだ。 同局長は、これは若者が世界を知るのを助け、「一帯一路」沿線のために人材を育成する計画で、「一帯一路」が提唱する相互支援と相互利益の実現を推進することに役に立つと述べた。
(新華社より)
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