北京市は19日、「北京市障害予防行動計画(2017〜2020年)」を発表した。それによると、児童、高齢者、精神障害者、難病患者などの特殊な困難を抱えた層に対する総合的保障を強化するという。このうち、市が行う出産前の妊婦健康検査のカバー率は85%に達し、出生前スクリーニングの実施率は97%に上り、児童の障害のスクリーニングのカバー率は90%を超えており、これら3大指標はいずれも国の要求水準を上回った。「北京青年報」が伝えた。
「行動計画」は、65歳以上の高齢者が無料で健康診断を受けられるようになることを奨励し、政府機関、企業・事業機関、社会機関などに健康診断制度を設立し、高齢者に無料の健診を提供するよう指導する。2020年には基層医療チームの契約カバー率が50%以上になり、心の健康サービスの提供単位があらゆるコミュニティをカバーすることを目指す。また2020年をめどに市内全域の登録された重度精神障害者の管理率が85%以上になり、精神分裂病の治療率が80%を超えることを目指すという。
(人民網日本語版)
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