駐車場が見つからず、駐車場を出入りする際には長い列に並び、現金で支払わなければならなかったり、釣り銭や領収書に手が届かなければ車を降りなければならないといったように、駐車がもたらす様々な困難は多くの人の悩みとなっている。スマート駐車プラットフォーム「ETCP」が先日発表した情報によると、北京市はすでに2000ヶ所以上の駐車場のスマート化改築を終え、自動ゲートバー開閉、携帯電話による駐車料金の自動決済といった機能を実現している。北京日報が伝えた。
今回スマート停車を体験するため、大望路近くにある華貿マンションを取材した。同マンションの駐車場入口左側には、無人ゲートが設置されており、車が通過するとバーが自動的に上がり、携帯電話に「駐車場に入りました」というショートメールが入る。駐車場を出る時に、習慣的に携帯電話を取り出し支払いを済ませようとしたが、既にゲートバーが上がっていた。携帯電話をチェックすると、アプリのプリペイドカードから自動的に料金が引き落とされており、駐車場に出入りした時間が一目でわかるように表示されていた。現在、ETCPは支付宝(アリペイ)と微信(Wechat)によるチャージをサポートしており、システムから自動的に料金を引き落とされるのが不安な場合は、セルフサービスによる駐車料金支払いを選択することも可能だ。
(人民網日本語版)
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