新華網国連5月10日(記者/顧震球)国連事務総長南南協力特使兼国連南南協力事務所(UNOSSC)のジョージ・チェディアック(Jorge Chediek)所長は先日新華社記者の特別取材に応じた際、南南協力(SSC: South-South Cooperation)を支援する主役の一国として、中国が南南協力を牽引しつつあり、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構想はすでに南南協力の模範となっていると語った。
チェディアック所長は、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムがまもなく北京で開催され、第9回BRICS首脳会議も9月にアモイで開催される。中国で開催される二回の「ホーム・グラウンド外交」がいずれも南南協力と緊密に関わっているので、きっと南南協力が一層推進されるだろうと述べた。
チェディアック所長は次のように述べている。「一帯一路」構想が2013年に提案されてから数年間の発展を経て、この構想はすでに南南協力分野における非常に重要な協力方案となっている。幅広い発展途上国の間の協力を一層強化することで、この構想は「一帯一路」沿線諸国の経済発展とインフラ整備の建設を推し進め、友誼と繁栄を広げてきた。
チェディアック所長はまた次のように述べている。中国は幅広い発展途上国に資金と技術を提供したほか、世界に新たな発展の道や異なる発展モデルも提供してきた。中国が経済管理や発展推進の面で得た成功経験は、多くの発展途上国が分かち合い、参考にする価値がある。
チェディアック所長は更に「南南協力に対する中国の貢献がとても必要です。私たちは中国が南南協力促進のために行ってきた仕事を歓迎し、国連と中国の協力がより強化され、中国が南南協力に一層貢献することを期待します。私たちは中国政府がより素晴らしい世界を作るために行ってきた努力に感謝の意を表します!」と述べた。
(新華社より)
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