新華網国連5月9日(記者/倪紅梅)「私は中国の『一帯一路』構想の提唱は、各国の潜在エネルギーを引き出し、適切な環境を創設しており、持続可能な発展に向けた良好な促進器だと考える。」各国議会連盟のサビル・チョウドリ会長はこのほど、新華社記者の書面による取材を受けた際にこう語った。
チョウドリ会長は次のように表明した。「一帯一路」構想は各地域と国家間の連携と協力を重視し、参加国に「非常に適時で独特の機会」を提供し、投資の誘致と就業の機会の創設を通じて、インフラの格差を補い、経済の繁栄を促進している。「これは各側のウィンウィンの主張だ」。
チョウドリ会長は「一帯一路」構想は、中国の平和共存五原則の十分な説得力と実質的意義を持つ一つの表現でもあるとの見解を示した。2015年9月、持続可能な開発のための2030アジェンダが国連開発サミットで採択された。議事日程は17項目の持続可能な開発目標を含み、貧困と飢餓の撲滅、公平な正義の擁護、持続可能な開発の促進などに重点が置かれている。チョウドリ会長は次のように指摘する。各国の議会が直面する一つの大きな試練は、これらの目標を着実に実施する能力の問題だ。これを受けて、議員連盟及び国連開発計画(UNDP)は、各国の立法機関が自国が持続的な開発目標の着実な実施を促進していくいうえでの優位性と改善点を評価するための評価ツールを共同で開発した。このツールは現状の改善に向けて、より一層、作用を発揮すると期待される。
チョウドリ会長はさらに、取材で次のように強調した。持続可能な開発目標は世界における2030アジェンダで、一連の既定目標と基準も含まれる。各国は自国の現実に合わせて、各自でこれらの目標を実現するためのロードマップを作成する。国家が持続可能な開発目標を実現するために主導することが大きなカギを握るため、議員連盟は各国議会が持続可能な開発目標の着実な実施に向けて、議案の採択を支持することを奨励している。
(新華社より)
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