新華網北京4月27日 このほど、外国のソーシャル・ネットワーキングサービスの「質問と回答」の話題から、多くの欧米ネットユーザーの間で「中国は一体、どれほど安全なのか」という活発な議論が繰り広げられている。
この質問が投稿されてから、100件以上の迅速な回答が寄せられ、一部の「注目度の高い」回答のアクセス数は100万件を超えた。この話題について、新華社記者が中国で生活、あるいは観光したことのある多数の外国人を取材したところ、彼らは中国政府が公共の治安維持において払った努力は誰の目にも明らかで、中国での生活と観光は安全で安心できるという意見で一致した。
「北京はとても安全な都市だ。」スウェーデン人俳優のティモシー・ピロッティーさんは中国戯曲学院で2年ほど京劇を学び、中国社会の治安への印象が深い。ピロッティーさんは次のように述べた。北京で深夜に単独で外出、又は食事会の後に帰宅しても、身の安全を心配する必要はない。対照的に、欧洲の都市で深夜に単独で外出すると不安になる。
米国シカゴ交響楽団で20年余り活躍している華人バイオリスト、夏三多さんも同様に、中国の治安に満足している。今年初めに、夏さんが北京で地下鉄に乗車したとき、周囲のほとんどの乗客が頭を低くしてスマートフォンを凝視していることに気がついた。夏さんは即時に、強盗を心配しないのだろうか、という感想を抱いた。夏さんの懸念はシカゴの治安がますます悪化していることに起因する。夏さんはこの点について、シカゴと北京などの中国の大都市を同一視できないと指摘する。シカゴで地下鉄に乗車し、ドア付近で携帯電話に注意を向けていると、列車が停車駅に到着してドアが開いた瞬間に携帯電話を奪い取られる危険性がある。
英国のブライトンリック旅行社の経験豊富な旅行専門家のロス・バイアット氏は「外国人観光客は昨今、北京、上海などの中国の観光地を気軽に訪れることができる。現在までに当社で追跡調査を実施した観光客は、中国を旅行中に身の安全を全く心配しなかったと答えた。」と語った。(参加記者:桂涛、付一鳴、陳威華、趙焱、趙熙、張小軍、宋聃、王強、張曼)
(新華社より)
推薦記事: