新華網ニューヨーク4月26日(記者/李銘、王文)崔天凱在米国中国大使は24日、中米両国の経済貿易関係は長年にわたって大きな発展を収めてきたので、今後双方は共に努力することでよりバランスのとれた二国間貿易を実現させるべきだと表明した。
崔大使は当日ニューヨークで行われた「2017国際金融とインフラ協力フォーラム」で、「中米貿易は両国人民に実質的な利益をもたらしており、経済貿易関係が急速に発展する中で、食い違いや争いが現れるのは免れないことだ。双方は共に努力し、実務的かつ建設的な措置を通じてこれらの問題を解決する必要がある。」と述べた。
崔大使は、中国側は米国商工界の関心事を非常に理解し、また、中米両国の企業に公平な競争関係を与えるために、中国の投資環境の改善に努めている、と指摘する。
崔大使はまた、米国政府が民用ハイテク製品の中国への輸出制限を解除し、石油と天然ガスなどの輸出制限を緩和することで、米国へ赴いて投資を行う中国企業に対する過度の安全審査を避けるよう望んでいると表した。 「私たちは省州の経済貿易協力に対する支持力強化を望んでいるので、中国企業が米国のインフラ整備に投資するために米国側が一層の便宜を与えることを望んでいる。」と崔大使は述べている。
当日フォーラムに出席したブルームバーグ(Bloomberg L.P.)の創始者で、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は、世界が直面する重大な課題に対応するため、金融市場であっても、インフラ整備や気候変動の分野であっても、中米両国の協力はいずれも極めて重要だとの見方を示している。
ブルームバーグ氏は、中国は金融改革や世界の投資家に向けた市場の一層の開放などを含む新たな協力を推進するために、すでに多くの重要な措置を講じていると述べ、また 「より多くの越境的協力及び企業と政府間の協力が、より素晴らしい未来を創り出すでしょう。」と語った。
(新華社より)
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