7日午後、「2017西安児童演劇イベント」が陝西省の西安児童福利院で開催。日本の特定非営利活動団体・劇団道化のメンバー3人が観劇会「3匹の子ブタ・何ができるかな」を行い、子供たちは無料でそれを楽しんだ。今後2ヶ月、公益を原則とした同様のイベントが順次展開される予定。西安晩報が報じた。
「3匹の子ブタ」の公演には豪華な舞台セットはなく、使う小道具は野菜やタオル、クリップなどの日用品と、人形4つ、さらにシンプルな小屋3つだけだった。3つの布のカバンが3匹の子ブタに、ハンガーがサメに、スポンジがみるみるうちに観覧車に変身。手品のような演劇を、ステージの下の子供たちは想像力を膨らませながら興味津津に観ていた。
陝西省の子供たちに合わせた公演の内容にしようと、劇団道化のメンバー3人は早くから同省の文化を調べるなど準備を進め、本番では兵馬俑のほか、陝西省独特の食べ物なども「何ができるかな」の随所に盛り込まれ、メンバーと子供たちが一つになった。家の中のものがみるみるいろんなものに様変わりし、子供たちは大興奮。会場は大いに盛り上がった。
(人民網日本語版)
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