中日国交正常化45周年を記念した特別展「漢字三千年-漢字の歴史と美-」が24日、京都市美術館別館で始まった。巡回展で京都は東京に続く2カ所目。人民網が報じた。
同特別展は、中国人民対外友好協会や中国文物交流中心、日本中国文化交流協会が主催。黄山美術社が企画・実施している。中国の6省・市の17の博物館・文物機関から集めた貴重な文物114点(組)が展示されている。うち、22点は中国で第1級文物に指定されている。中国の博物館・文物機関、在日中国系企業、中日文化団体などから来た約300人が開幕式に出席した。
1カ所目の開催場所となった東京富士美術館では、昨年10月に開幕し、12月に成功裏に閉幕した。京都市美術館における展示は4月21日までで、その後、新潟、仙台、高崎でも開催される計画。主催者は今回の巡回展を通して、より多くの日本人が漢字の魅力と奥深さを感じ、中日両国民の友好的な交流を強化し、相互理解に対する積極的な効果を増進することを期待している。