29日に湖南省の永州市で開催された全国第4回草書展覧会には、国内外から合わせて1万点余りの書道作品が寄せられ、最終的に221点の作品が選出されました。そのほか、中国国内の草書の名手から127点、永州の書道家から35点の草書作品も展示され、多くの書道愛好者が訪れました。
中国書法家協会の蘇士澍主席は展覧会の席上、「パソコンやスマートフォンの普及に伴い、伝統な書道はかなりの影響を受けている。これに対して、書道の普及活動をはじめ、書道教室の推進も必要となっている」と述べました。
永州市は中国書道の故郷と呼ばれ、唐代の書家・懐素と清代の書家・何紹基の出身地でもあります。天然の書道芸術宝庫として、永州市は1713カ所の摩崖石刻が現存し、そのうち7カ所は全国の重点文物保護単位となっています。
(中国国際放送局)
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