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国防部報道官が中米両軍関係、国産空母の進展状況などについて記者の質問に回答
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-04-01 10:47:41 | 新華網 | 編集: 王珊寧

   新華網北京4月1日(記者/梅常偉)中国国防部が3月30日に開いた定例記者会見で、国防部の呉謙報道官は中米両軍関係、軍隊改革、国産空母の進展状況などについて、国内外記者の質問に答えた。

  

  中米両軍関係は安定して前進

  呉謙報道官は、中米両軍関係は両国関係の重要な一部分であり、両軍関係の発展は双方の共同の利益と合致し、アジア太平洋地区、ひいては世界の平和と安定にとってもプラスになると述べた。

  呉謙報道官は、次のように説明した。今年以降、中米両軍関係は安定して前進している。年内に双方はハイレベル交流、メカニズムとしての対話、軍艦視察、合同演習・合同訓練などの分野で多数の交流と協力を展開する。

  呉謙報道官はまた、次のように表明した。協力は中米両国の唯一の正しい選択になる。我々は米国側とともに努力し、衝突したり、対抗することなく、相互に尊重し、協力とウィンウィンを実現する原則を守り、高所から遠方を一望し、しっかりと地面を踏み締めることを望んでいる。交流と協力を拡大し、相違点を適切に調整し、両軍関係が安定しながら新たな発展を遂げるように推進していく。

  

  中国・ミャンマー辺境での軍事演習は部隊の突発的状況の対応水準の向上が目的い

  呉謙報道官は次のように説明した。部隊の年度訓練計画に基づき、中国軍隊は3月28日、南部戦区の陸軍、空軍部隊による中国とミャンマー国境地帯の中国領内での陸空合同実兵実弾演習を実施した。この演習は部隊の迅速な機動力、正確な破壊、立体封鎖、合同打撃の能力を検証し、突発的な事件の対応水準を引き上げることを目的としている。演習前に、関係部門は公告を対外に発表し、ミャンマー側に通告した。

  「中国軍隊は各種の突発的な状況に対処する準備を十分に行い、国家の主権と安全、辺境の安定と辺境地域の住民の生命と財産の安全を断固として擁護する。」と呉謙報道官は語った。

  

  中仏両軍が防務戦略協議を行う

  呉謙報道官は次のように説明した。4月3日から7日にかけて、第13回中国とフランス両軍による防務戦略協議が北京で行われる。双方は中仏両軍関係、国際及び地域の安全情勢などの共同で関心を寄せる問題について意見交換を行う。

  軍隊人員削減目標を今年は期日通りに実現可能 軍隊の人員を30万人削減する取り組みの進展状況について、呉謙報道官は軍隊の規模、構造と戦力編制改革において、人員削減の具体的な計画を策定し、改革のプロセスに合わせて、秩序正しく推進し、今年は期日通りに既定目標を実現できると述べた。

  

  初の国産空母の艤装作業が順調に進行

  あるメディアの分析によると、初の国産空母が4月23日、海軍建軍節に進水する。呉謙報道官は、中国初の国産空母は艤装作業(航海に必要な装備の取付)を展開中で、非常に順調に進行していると述べた。

 

  「武力で統一を拒む」なら、活路はないと決まっている

  台湾軍の「漢光」演習について、呉謙報道官は次のように述べた。「九二共識」を容認し、両岸関係の平和的発展を擁護することが台湾海峡の平和と安定に利する。「台湾独立」の分裂勢力及びその活動は台湾海峡の平和と安定にとって最大の脅威となる。

  「『武力で統一を拒む』ことを意図するなら、活路はないと決まっている。」呉謙報道官は語った。

 

  迎撃システム「THAAD」導入に反対、中国軍隊は決して口先だけではない

  韓国への迎撃システム「THAAD」の配備について質問に答えた際に、呉謙報道官は「THAAD」の配備によって韓国は絶対により安全にならない。THAADの配備に反対する中国軍隊は決して口先だけではない。

 

(新華社より)

 

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新華網日本語

国防部報道官が中米両軍関係、国産空母の進展状況などについて記者の質問に回答

新華網日本語 2017-04-01 10:47:41

   新華網北京4月1日(記者/梅常偉)中国国防部が3月30日に開いた定例記者会見で、国防部の呉謙報道官は中米両軍関係、軍隊改革、国産空母の進展状況などについて、国内外記者の質問に答えた。

  

  中米両軍関係は安定して前進

  呉謙報道官は、中米両軍関係は両国関係の重要な一部分であり、両軍関係の発展は双方の共同の利益と合致し、アジア太平洋地区、ひいては世界の平和と安定にとってもプラスになると述べた。

  呉謙報道官は、次のように説明した。今年以降、中米両軍関係は安定して前進している。年内に双方はハイレベル交流、メカニズムとしての対話、軍艦視察、合同演習・合同訓練などの分野で多数の交流と協力を展開する。

  呉謙報道官はまた、次のように表明した。協力は中米両国の唯一の正しい選択になる。我々は米国側とともに努力し、衝突したり、対抗することなく、相互に尊重し、協力とウィンウィンを実現する原則を守り、高所から遠方を一望し、しっかりと地面を踏み締めることを望んでいる。交流と協力を拡大し、相違点を適切に調整し、両軍関係が安定しながら新たな発展を遂げるように推進していく。

  

  中国・ミャンマー辺境での軍事演習は部隊の突発的状況の対応水準の向上が目的い

  呉謙報道官は次のように説明した。部隊の年度訓練計画に基づき、中国軍隊は3月28日、南部戦区の陸軍、空軍部隊による中国とミャンマー国境地帯の中国領内での陸空合同実兵実弾演習を実施した。この演習は部隊の迅速な機動力、正確な破壊、立体封鎖、合同打撃の能力を検証し、突発的な事件の対応水準を引き上げることを目的としている。演習前に、関係部門は公告を対外に発表し、ミャンマー側に通告した。

  「中国軍隊は各種の突発的な状況に対処する準備を十分に行い、国家の主権と安全、辺境の安定と辺境地域の住民の生命と財産の安全を断固として擁護する。」と呉謙報道官は語った。

  

  中仏両軍が防務戦略協議を行う

  呉謙報道官は次のように説明した。4月3日から7日にかけて、第13回中国とフランス両軍による防務戦略協議が北京で行われる。双方は中仏両軍関係、国際及び地域の安全情勢などの共同で関心を寄せる問題について意見交換を行う。

  軍隊人員削減目標を今年は期日通りに実現可能 軍隊の人員を30万人削減する取り組みの進展状況について、呉謙報道官は軍隊の規模、構造と戦力編制改革において、人員削減の具体的な計画を策定し、改革のプロセスに合わせて、秩序正しく推進し、今年は期日通りに既定目標を実現できると述べた。

  

  初の国産空母の艤装作業が順調に進行

  あるメディアの分析によると、初の国産空母が4月23日、海軍建軍節に進水する。呉謙報道官は、中国初の国産空母は艤装作業(航海に必要な装備の取付)を展開中で、非常に順調に進行していると述べた。

 

  「武力で統一を拒む」なら、活路はないと決まっている

  台湾軍の「漢光」演習について、呉謙報道官は次のように述べた。「九二共識」を容認し、両岸関係の平和的発展を擁護することが台湾海峡の平和と安定に利する。「台湾独立」の分裂勢力及びその活動は台湾海峡の平和と安定にとって最大の脅威となる。

  「『武力で統一を拒む』ことを意図するなら、活路はないと決まっている。」呉謙報道官は語った。

 

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  韓国への迎撃システム「THAAD」の配備について質問に答えた際に、呉謙報道官は「THAAD」の配備によって韓国は絶対により安全にならない。THAADの配備に反対する中国軍隊は決して口先だけではない。

 

(新華社より)

 

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