国家統計局が27日に発表した工業企業の財務状況データをみると、今年1~2月には、全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の利益が1兆156億8千万元(1元は約16.1円)に達し、前年同期比31.5%増加した。総額が過去最高を記録しただけでなく、増加率も2012年以降で最高を更新した。
国家統計局工業統計司の何平博士は、「これは主にいくつかの要因の影響によるもの。まず製品価格が目立って上昇した。1~2月には、生産者物価指数(PPI)が同7.3%上昇し、このうち2月は7.8%上昇して、08年以降の最高を更新した。次にコスト・費用の低下が急速だった。1~2月の一定規模以上の工業企業の主業務の収入100元あたりのコストは84.91元で、同0.28元減少した。昨年12月は前年同期に比べて増加だった」と分析する。
(人民網日本語版)
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