イギリスのコンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズが15日、2017年版の「ビザ制限指数」を発表しました。これは、世界200か国・地域について、ビザなしで渡航できる相手国の数をまとめたもので、世界最大規模の観光データベースを有する国際航空運送協会(IATA)と共同で作成されています。これによりますと、中国からビザなしで行ける渡航先は現在51カ国で、この数は東北アジア地域で6位になっており、世界全体では昨年より2位上がって、85位に上昇しました。
また、香港特別行政区のパスポートは152カ国にビザなしで渡航ができ、東北アジア地域3位、世界ランキングで昨年の20位から22位に順位を落としました。このほか、東北アジア地域のランキングでは日本が172カ国で1位(世界5位)、韓国は2位になっています。また、マカオ特別行政区のパスポートはビザなしで渡航できる国が新たに4カ国増えて127カ国になり、東北アジア地域ランキングで5位に浮上しています。
(中国国際放送局)
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