アフリカ連合(AU)委員会の委員長にムーサ・ファキ氏が新しく就任し、「新しい委員会の活動は、AU改革やアフリカの平和と安全、女性と若年層の問題に重点を置く」と表明しました。
14日、エチオピアの首都・アディスアベバにあるAUの本部で、就任式典が行われました。この席で、ファキ委員長は「AUは手続きの簡素化、効率の向上など改革を必要とする。これが実現して、初めてアフリカ諸国の希望を実現できる」と述べました。
さらに「アフリカに平和をもたらし、2020年までにアフリカから衝突をなくすことが、私の中期目標だ。同時に、女性と若年層の地位を向上させ、アフリカの平和と発展、アフリカの復興の中でより大きな役割を果たしていきたい」と表明しました。
なお、ファキ委員長は56歳、チャドの首相、外相を歴任し、アフリカや国際実務で豊かな経験を持ちます。
(文字/中国国際放送局 写真/新華社)
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