新華網北京3月14日 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のミトリー・ペスコフ報道官は先週末、CNNの取材を受けた際に、トランプ政権が現在もロシアと会談を行う意向がないことに失望していると述べた。
ペスコフ大統領報道官は「ロシアや米国のような国が対話しないことは、特に現在の地域及び世界情勢のもとでは『許されないことだ』。」と語った。
トランプ大統領は今年1月20日、米国大統領の就任宣言を行った。選挙期間にトランプ氏はプーチン大統領を賞賛し、ロシアへの友好的な姿勢を明確に示したことから、就任後はロシアと米国の関係が改善されると外部から予想されていた。
ロシア政府の先日の見解によると、プーチン大統領はトランプ大統領とロシアと米国の関係を発展させることで合意し、着実に協力することによって、シリア国内の過激派組織「イスラム国」に打撃を与えることに同意していた。
ペスコフ大統領報道官はまた米国の情報部門がいわゆるロシアが米国大統領選挙を妨害したという報告を発表したことに対し、こういった「ヒステリー」な行為はロシアと米国の関係の発展に不利であり、「もう止めるべきだ」と配慮を示した。
AFP通信によると、CNNが同日に放送した別の番組で、米国議会のジョン・マケイン上院議員は、現在の米ロ関係において「多くの方面についてより詳細に審査する必要がある。」、「現時点で、私は米国人はすべての問題に対する答えを得ていないと考える。」と述べた。
(新華社より)
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