新華網北京3月15日 (記者/陳二厚、趙超、徐楊)時間の年輪はいつも重要な筋目に深い印を残している。
2017年、党と国家の事業発展に特別な意義をもつ重要な節目において、億万の人民の共通認識とエネルギーを集結させた全国の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)はまもなく閉幕し、新しく偉大な征途が切り開かれる――
「習近平同志を核心とする党中央の堅固な指導の下で、全国各民族の人民は心を一つにして団結奮闘し、小康社会の全面的完成のために奮闘しており、中華民族の偉大な復興に明るい前途を表している。
時間の方位:非凡な意義をもつ二つの「後半過程」を切り開く、中国の発展が先人の跡を引き継ぎ、将来の道を開く重要な時期に入る
中国共産党第18回全国代表大会から2020年の小康社会の全面的完成までの8年間において、その前半過程が終わり、後半過程がスタートした。
堅塁を攻撃し困難を克服してきた前半過程では、習近平同志を核心とする党中央が発展の大勢を把握し、戦略の全局を一手に握り、「全面的小康社会」の決戦の決勝に、堅実な足取りを踏み出した。
「これまでの4年間を振り返ると、我が党は国政運営において目標と戦略、中国と世界、責任とその担いという3つの関係を明確にし、方向を明確にし、そのルートを明らかにして、原動力を十分なものとし、国家と民族の発展を新たな高さへ向けて推進してきました。」と全国人民代表大会の代表である上海社会科学院の王戦院長は述べている。
ドイツ『新ドイツ新聞( Neue Deutsche Zeitung)』の評論は、「中国は中国共産党の中国の支柱としての役割を明らかに強めた。」と伝えている。
引き続き進めていく後半過程では、「全面的小康社会」が最後の追い込みに入り、目標は達成に近づいているが、その任務は一層困難なものとなるだろう。
「2つ目の百年」目標に着眼した重要なポイント
現代化建設の「三歩走」戦略(三段階発展戦略)の起点から今世紀中頃に現代化を実現するまでの70年間に、前半を歩んできたが、まだ後半が残されている。
前半に「この世の正道は移り変わりにある」ことを経験し、改革開放によって、中国が世界に注目される偉大な成果を獲得するために前進した。
後半は「困難を克服して前進し理想が実現する日は必ず来る。」段階に入り、中国の夢を実現するために、徹底的に取り組まなければならない。
方位で方略が決定され、方略は方向性を明確に示す
「今世紀中頃に、我々は7つの五カ年規画を実施する必要がある。この後半過程の道程を明確化するには、既定の道路に沿って前進し、中国が発展の勢いを長期的に形成できるように保証できることがカギを握る。」全国政治協商委員、中国(海南)改革発展研究院の遅福林院長はこう語る。
「二つの後半過程」のスタートを決定づける重要なポイント
時代の大局を観察することが2017年は非常に大切な意義を持つ。中国共産党第19回全国代表大会が今年後半に開催され、「第13次五カ年」規画を全面的に実施する重要な一年となり、改革の全面的深化に向けて深く推進していく重要な一年を迎える。前半過程で成し遂げたことを後半過程で継続し、先人の事業を受け継いで未来を切り開くことが重要になる。
中国はどのような姿勢で、新しい歴史的な道程に突入するのか。何億、何万という人民はどのような姿で、より素晴らしい未来を抱擁するのだろうか。
その答えは習近平総書記の深い言葉の中にある。
両会期間に、習近平総書記は代表・委員と率直に交流し、国事についてともに協議し、知識分子の業務、全方位的な対外開放、科学技術のイノベーション、供給側の構造改革、国有企業の強大化、優良化、規模化、幹部チーム建設の推進、農業基盤の強固化、貧困脱却の難関攻略戦争の勝利取得、クリーンな政治気風の醸成、民族団結の擁護、科学技術による興軍の推進などの国政運営についての一連の重大問題について、重要な論述と明確な策定を行い、進軍総号令を発した。
「習総書記の重要談話の精神は、我々の業務に対する高い即効性と指導性を備えている。我々は年間業務を適切に実施し、後半過程に向けて堅実な基盤を築き上げることができると確信している。」と全国人民代表大会の都本偉代表は語った。
(新華社より)
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