新華網北京3月15日 中国国務院の李克強総理は15日、両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の記者会見で「中国は終始一貫した立場を堅持している。つまり、経済のグローバル化を擁護し、自由貿易を支持することだ。」と表明した。李克强総理は、グローバル化のプロセスはいくつかの非難を受け、或いはある方面で挫折を受けた時、これこそが中国が開放を推進していくべきだと示していると語った。
また、李克强総理は以下のようにと指摘した。グローバル化は各国に受益させた。ただし、このプロセスの中でいくつかの問題も表してきた。例えば、分配の問題とか。しかし、これらはグローバル化自身の問題ではなく、グローバル化を対応する問題に属する。
李克强総理は以下のように示した。中国側は世界各国と共にグローバル・ガバナンス・システムを改善しようと考えている。グローバル化と世界的な平和発展との協力は一体化になり、割られないものになっている。ドアを閉めて、隣国を洪水のはけ口をみなすことは、問題を解決することはできない。開放程度が深ければ深いほど、その中に潜まれる摩擦が多くなるが、占められる割合も小さくなる。これに対して、中国は自信を持っている。中国は開放の高地、投資のホット場所を構築し、世界と発展のチャンスを共有しようとする。
李克强総理はまた以下のように強調した。グローバル貿易の自由化を保護して維持することは、世界各国の共同的な努力が必要である。貿易の自由化に有利することであれば、中国側はそれに参与して推進する。開放によってグローバル化のチャンスを掴み、どんなチャレンジに直面しても機会を逃さないようにする。
(新華社より)
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