国連安全保障理事会は10日、声明を発表し、シリア関連各側に和平協議の再開を求めるとともに、デミストゥラ国連特使が提案した新たな和平協議へ無条件で参加するよう呼びかけました。
声明は、3日にジュネーブで行われた国連主導のシリア和平協議について合意を示しました。また、デミストゥラ特使が提案した次回の和平協議において、民族団結政府の設立、憲法改正、新たな選挙の実施とテロ対策などの関連議題が話し合われることを歓迎するとしています。
さらに、安保理は、「シリア内の停戦を実現できてこそ、和平協議が継続できる」と表した上で、シリア関連各側が停戦協議を着実に実施し、信頼性と安全性を備えた、障害の無い人道支援の道を作り上げるよう呼びかけました。
(中国国際放送局)
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