新華網北京3月3日(記者/周文其、白国龍)全国政協委員であり、中国航天科技集団公司科学技術委員会主任でもある包為民氏は2日、新華社記者のインタビューに答えた際、中国宇宙飛行発射事業の急速な増加に伴い、発射のインフラストラクチャー建設を早急に強化しなければならないと述べ、また絶えず増加する宇宙飛行発射の需要に応えるために一層多くの宇宙飛行発射タワーを建設するように提案した。
中国長征系列の運搬ロケットは今年、嫦娥5号、天舟1号等28回の宇宙飛行発射任務を実行することになり、年間の打ち上げ数が中国史上最も多いという。
包為民氏は、中国国内の発射任務が絶えず増加すると同時に国際市場も広く開拓する必要があり、我々は、宇宙飛行発射に関するインフラ建設における難関を突破しなければならないと述べた。
包為民氏は、次のように提案した。将来これらの発射場は重要な宇宙飛行任務に基づいて、一部の発射タワーを建設・拡張する。例えば海南文昌の発射センターに更に多くの発射タワーを建設し、低緯度の有利性を利用し、ロケットのためにスラストを節約して、更なる荷重も可能にする。
(新華社より)
関連記事: