日本の内閣府が13日発表した統計によると、輸出の増加を受けて、昨年第4四半期の日本経済は4四半期連続で成長した。一方で『共同通信社』は、日本の輸出主導型成長モデルが米トランプ政権の貿易政策の変化により、試練を迎える可能性があると指摘している。
内閣府によると、第4四半期の日本経済の成長には外需が寄与した。米国と中国向けの輸出が引っ張るかたちで、日本の輸出額は前四半期に比べ2.6%増加。ただ、内需は減退が続き、国内個人消費は前四半期から横ばいとなった。
これについて共同通信社は、内需の減退は日本経済が外部要因による打撃を受けやすくする見込みで、米国の貿易政策が変化した場合には世界経済の先行き不確実性が増し、輸出主導型の日本経済に影響が及ぶ可能性があるとの見方を示している。
また、米トランプ大統領は対日貿易赤字に懸念を示すと同時に、日本の対米自動車輸出についても不公平な行動と述べ、日本政府が円相場操作を通じた不公平な競争でアドバンテージを得ていると指摘した。
(チャイナネット)
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