米国ビジネス誌「ファスト・カンパニー」がこのほど発表した「最も革新的な企業(Most Innovative Companies)」のトップ5は、アマゾン、グーグル、Uber(ウーバー)、アップル、Snap(スナップ)だった。トップ20には、中国の企業は過去最多の6社が入り、11位から16位を占めた。北京日報が報じた。
ファスト・カンパニーのオフィシャルサイトによると、トップ20入りした中国企業は阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)、小米(シャオミ)、歩歩高(BBK)、華為(ファーウェイ)、万達集団(ワンダグループ)の6社。中国企業のトップ3は阿里巴巴、騰訊、小米だった。
「中国が本当に来た(China is for real.)」。「ファスト・カンパニー」は、ランキングの解説でそのように伝え、「ランク入りした中国企業は過去最多」と説明。その背後にある原因について、同誌は、「中国では現在、シリコンバレーに勝る競争力を有したイノベーション生態システムが形成されつつある」とした。
同誌は、革新的な取り組みをしている企業を調査しランキングをまとめている。小米を例にすると、過去1年、国際市場で大きな成長を見せ、昨年秋にインドでのスマホ販売台数が200万台に達した。同社は現在、一連の投資を通して、スマホ、セットトップボックス、スマートロボットクリーナー、スマート炊飯器などの各種商品を一体にした「モノのインターネット大国」の構築を進めており、企業77社がすでにそのネットワークに入っている。
米誌「フォーチュン」が毎年、世界企業500社番付を発表しているのと同じく、「ファスト・カンパニー」も毎年、世界で最もイノベーション能力や影響力を有している企業を発表している。
(人民網日本語版)
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