上海ディズニーランドは開園から7カ月が経ち、このほど素晴らしい「通知票」を受け取った。1月中旬までの来園者がのべ約600万人に達したのだ。新華社が伝えた。
中国人民政治協商会議上海市委員会(上海市政協)の常務委員を務める上海申迪集団の范希平会長は16日、「開園からの7カ月で、中国と米国のパートナーは上海ディズニーが勝ち取った成績に『予想通り』との評価を与えた。今後も現場の管理やサービスの品質を引き上げて、国内外からの来園者の増え続ける多様なニーズに応えていくという」と述べた。
范会長は上海市政協第12期委員会第5回会議で、上海ディズニーの運営状況について簡単な説明を行った。それによると、2016年12月31日現在、来園者はのべ560万人に上り、世界のディズニー施設の中で最も速く500万人を突破したという。
第三者機関による顧客の満足度調査の結果をみると、「非常に満足」と「満足」と答えた人が回答者の80%に上った。また開園以来、系列ホテルの稼働率は90%を超え、ミュージカル「ライオンキング」中国語版の上演回数は220回を超え、大陸部でのブロードウェーミュージカルの上演回数記録を更新した。国内外の観光産業で、上海ディズニーは評判が高いだけでなく、たくさんのスポットや夜のショー「イグナイト・ザ・ドリーム」により世界的な賞を受賞している。
范会長は、「各種データの分析をみると、開園からの7カ月間で、上海ディズニーは全体として中米のパートナーの期待に添う成果を上げたといえる。過去7カ月間に、ともに勝ち取った最も重要なもの、それは信頼だ。第1に、信頼は中米のパートナーがいつも密接に協力してきたところから生まれたもので、双方は『本物のディズニー』と『中国テイスト』の完全な融合に自信をもっている。第2に、信頼は上海の現地消費市場と中国の旅行市場全体の積極的な反応からきたものでもあり、中米のパートナーはこれからも努力を続け、上海ディズニーの現場での管理やサービスの品質を引き上げて、『ディズニー基準』と『上海における最良の実践』が有機的に結びつく道をさらに模索していく」と述べた。
上海ディズニープロジェクトは2011年4月8日に工事が始まり、16年6月16日にディズニーランドとディズニーリゾートが営業をスタートした。
(人民網日本語版)
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