「千人計画」創業人材、「虹彩認識」専門家の王暁鵬氏は、華中科技大学校友大講堂で、「我々は500万元(約8000万円)を投資し、武漢市で児童虹彩データ収集ポイントを100ヶ所設置する。将来的に中国児童虹彩データバンクを構築し、公安部門の誘拐撲滅に協力したい」と発言した。科技日報が伝えた。
王氏は「虹彩は胎児の発育段階に形成され、死ぬまで変わらない。そのため虹彩は世界にただ一つの特徴を持ち、身分認証に適している。生後18ヶ月後、虹彩の特徴に関する情報は死ぬまで変わらない。顔や指紋の特徴よりも安定的で、DNA分析よりも簡単だ」と説明した。
王氏が創設した北京釋碼大華科技公司と北京同仁病院は2013年、「中国児童ビッグデータバンク」収集ポイントを設立した。前者は独自の知的財産権と特許を60数件持ち、自主開発した100%独自の虹彩アルゴリズムは、米国の有名な法律機関による権威ある調査と認証に合格している。王氏は「街で物乞いをしている子供を見つければ、警察は虹彩デバイスで子供の身分を特定し、両親が誰であるのか、家がどこにあるのかを知ることができる。誘拐撲滅は全社会の力が必要だ。我々は虹彩認識技術で貢献していきたい」と述べた。
(人民網日本語版)
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