大型ハリケーンなどの影響で延期を繰り返していたハイチの大統領選挙が現地時間20日午前6時に始まりました。
今回の選挙では27人が立候補しており、票の過半数を獲得する候補者がいなかった場合、来年1月29日に上位2人による決選投票が行われることになっています。
地元メディアは政府関係者の話として、大型ハリケーン「マシュー」の影響や投票日の悪天候により、投票率は予想を下回る可能性があると報道しています。ハリケーンの被害が大きい南西部では現在も数万人が自宅を離れて避難生活を余儀なくされているということです。
ハイチでは昨年10月に大統領選挙が行われたものの、反対派の抗議で決選投票が数回にわたり延期されました。再選挙が先月行われる予定でしたが、大型ハリケーン「マシュー」の影響で再度延期され、今回ようやく投票が実現しました。
(中国国際放送局)
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