第3回世界インターネット大会が16日午前、浙江省烏鎮で開幕した。習近平中国国家主席が開幕式でビデオメッセージを通して重要演説を発表した。
新華網杭州11月19日 現在発展の活力を最も備えた分野として、インターネットは急速に発展し、人類の生産・生活に深刻な変化をもたらし、人類社会にも新しいチャンスや新たな課題をもたらした。現在烏鎮で第3回世界インターネット大会に参加している国際人士及び国際世論は、インターネットを上手く利用し、しっかりと発展させ、また着実に整備するには、必ずサイバー空間の運命共同体を手を携えて構築し、イノベーション駆動の新たなボーナスを共有して、インターネットにより全人類に真の意味での幸福をもたらさせねばならないとみなしてる。
世界インターネット大会は真の意義での国際的な影響力を形成
「世界インターネット大会が真の意義での国際的な影響力を形成したことを私たちはこの上ない喜びをもって感じとることができました。」世界インターネット大会で「大きな権勢を持つ」元ICANN(インターネットのドメイン名やIPアドレスの割り当て機構)のCEOで、世界インターネット大会組織委員会・ハイレベル専門家諮問委員会のファディ・シェハデ(Fadi Chehade)議長はこのように述べ、更に「中国政府は現在、世界のインターネットの発展方向及び中国が今後のインターネットにおいて演じる役割を真剣に考ているところです。」と述べた。
仮想世界がもたらす現実的な課題は軽視できない
今期の大会で、世界各国から来たゲストは、インターネットがもたらすリスクや課題を共同で解決すべきで、それにはインターネットがもたらす文化の衝突による民族対立、ネットワーク上に生じたギャップの増大、ガバナンスシステムが真に構築されていないなどの一連の問題があるとの見方を示している。
インターネットの運命共同体を手を携えて共に構築し 世界をよりすばらしいものに
多くの課題に直面し、大会に出席した各国の代表は、中国政府が提起したインターネットの運命共同体の共同構築は非常に建設性があるので、各国は手を携えて努力し、秩序あるサイバー空間を共に構築し、共に共有するべきで、また相互接続の「中国の経験」が世界経済により多くのチャンスを提供し、人類に幸福をもたらすことができるよう期待している。
(執筆記者/裘立華、屈凌燕 参加記者商意盈、熊茂伶、栾海、王卓倫)
(新華社より)
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