新華網キト11月14日（新華社記者/郝雲甫）中国の習近平国家主席は近く、エクアドルに対して歴史的な訪問をおこなう。これにより、両国の戦略的パートナーシップは新しい情勢のもとでより一層、深化するだろうと、エクアドルのギジャウメ・ロング外相はこのほど、新華社記者の取材を受けた際に語った。
ロング外相は次のように述べた。エクアドルは中国を信頼できる戦略的パートナーとして見ている。双方は相互尊重、平等と互利互恵の原則に基づき、国際及び地域事務において相互に支持し、協力する。近年は両国のハイレベルの相互訪問が日益しに活発化し、政治の相互信頼が絶えず強まり、多数の分野で二国間関係の水準が絶えず向上している。
ロング外相はまた、次のように説明した。世界経済は現在、依然として低迷しているが、中国の経済発展には十分な勢いがある。両国の経済貿易関係は急成長し、経済協力の分野は絶えず拡大している。中国はエクアドルにとって、米国、欧州連合（ＥＵ）に次ぐ第３の貿易パートナーで、中国とエクアドルの二国間貿易額は２０１５年に３８億２,６００万ドルに達した。中国企業が請け負う多くのプロジェクトは両国の戦略的協力の象徴的なプロジェクトになっており、エクアドルの人々に実質的なメリットをもたらす。
ロング外相はさらに、次のように語った。中国のエクアドルに対するインフラ投資は重要な意義を持つ。エクアドルの産業構造は単一で、経済成長は主に石油と農牧業などに依存している。エクアドルは一次製品の生産と輸出を主軸とする単一の経済モデルへの転換を切実に希望している。中国の投資と技術はエクアドル経済の転換にとって、重要な作用を発揮すると予想される。両国が経済貿易の相互補完における優位性を活かし、協力水準を向上するための発展空間が広がっていくと見られる。
（新華社より）
関連記事：
