新華網モロッコ・マラケシュ11月9日(記者/劉鍇)ここで『気候変動に関する国際連合枠組条約』第22回締約国会議に出席している中国代表団の謝極副団長は7日、新華社記者の取材を受けた際に、次のように述べた。『パリ協定』が正式に発効後、最初に行われた国連気候変動会議となる今回の会議では、包括性と公平の原則を体現すべきであり、各参加国が最大の共通認識に到達することを期待する。
国連気候変動マラケシュ会議が同日、開幕した。世界の190の国と地域の会議参加者が12日間の会期中に、『パリ協定』執行をめぐる技術的な細部の内容について討論を行い、『パリ協定』の着実な実施をより一層、推進すると同時に、先進国の年間1,000億ドルの資金援助という承諾を履行するルートマップを作成する。
謝極副団長は一部の技術性及び手続をめぐる議題について交渉した際に、先進国と発展途上国は異なる姿勢を示したと述べた。謝極副団長は「共通だが差異のある責任」の原則を堅持してはじめて、各国の利益を体現できると認識している。
世界銀行の報告書によると、1990年から2010年までに、中国の省エネルギー総量の世界の省エネルギー総量に対する貢献度は57%に上る。謝極副団長は、これは中国の排出削減活動における貢献への「公平な評価」だと述べた。
(新華社より)
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