新華網モスクワ11月9日 ロシア外務省のザハロワ報道官は7日、他国に対する米国の強硬な政策は、多くの国際問題の解決には役立たないと述べた。
ザハロワ報道官は当日国営メディア「ロシア・トゥデイ(RT)」のインタビューに応じた際、ここ数年、米国は多くの国に強硬で横暴な政策をとっており、これは問題の解決には役立たず、問題をより複雑にさせるだけだと語った。
ザハロワ報道官は次のように語った。ロシアは平等を基礎として米国と協力関係を発展させると主張してきたが、現在ロ米関係の発展は、選出される米新大統領の対ロシア外交政策にかかている。ロシアは、米国がとる対ロシア敵視政策が「破滅への道」であり、両国関係の絶え間ない悪化をもたらすだけだと何度も表明してきた。
ザハロワ報道官はまた、多くの国際問題の解決にはロ米両国の国際舞台での協力が必要だ。ロ米対話が建設的になればなるほど、国際情勢は安定したものとなるだろうと指摘する。
(新華社より)
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