国連常駐の劉結一大使は28日、国連と上海協力機構(SCO)、集団安全保障条約機構(CSTO)、独立国家共同体(CIS)が平和と安全を維持する問題に関する安保理の公開会合で、「絶え間なく国連と地域組織の協力発展に努め、ともに協力・共栄を核心とする新型の国際関係を構築していきたい」という考えを表明しました。
劉結一大使は「ここ数年、上海協力機構と集団安全保障条約機構、独立国家共同体がテロや麻薬密輸の取り締まり、国際的な組織犯罪、加盟国間の経済貿易協力および人的な交流などの分野で積極的な成果を遂げ、地域の平和と安定、発展を力強く守ってきた。このことを中国は賞賛している」と述べました。
また、「今年は上海協力機構設立15周年に当たる。2001年以来、上海協力機構は時代の流れに応じて、相互信頼と互恵協力、平等、交渉、多様性文明の尊重、共同発展という『上海精神』を踏まえて、大きな成果を遂げてきた」と述べました。さらに、「中国は上海協力機構の重要な加盟国として、一貫して地域の平和と安全、共同発展に上海協力機構が果たした努力を支持している」と表明しました。
(中国国際放送局)
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