新華網東京10月28日(記者/胡俊凱、劉華)第5回中日韓報道界シンポジウムが26日、東京で開催された。中国・日本・韓国の主流メディア30余社の代表は、3カ国のメディアが歴史に責任を担う態度に基づいて社会的責任を果たし、視聴者に正確且つ建設的な報道を提供するべきだとみなした。
シンポジウムの出席者は歴史や安保などの問題について各自の立場を詳しく述べ、このような素直で掘り下げた議論はメディアの各自の立場への理解に役立ち、今後の関連報道を一層全面化させるものとみなしている。
中国側のメディア関係者は、メディアは全面的、客観、公平に対象国を報じ、各国の視聴者のために理性的な認識を形成するべきだと指摘した。韓国側のメディア関係者は、3カ国の歴史的背景や経済発展の段階が異なるため、大同につき小異を残し、和解と協力を促進するべきだと述べた。日本側のメディア関係者は、同一のニュースに対し、記者は念入りに観察すると同時に、ニュースをより広い視野に置くべきだとした上で、日本メディアは視聴者に多面的な中国の姿を示すよう努力するべきだとみなしている。
シンポジウムの出席者は、国家関係に変動が生じた際、メディアは冷静と客観を維持し、波に流されたりその勢いを助長するべきではなく、矛盾を激化させるべきでもない。3カ国メディアは交流と意思疎通を強化し、誤解や誤読の情況が生じるのを回避せねばならないと表明している。
(新華社より)
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