米連邦捜査局（FBI）のコミー長官は28日、国会に書簡を送り、「民主党の大統領選挙候補のヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に、私用メールサーバを使って機密情報を送信した問題について、捜査を再開する」と明らかにしました。
書簡によりますと、FBIはクリントン氏とは別件の調査中に、クリントン氏の私用メール問題と関係する可能性があるメールが浮上し、現在は審査中だということです。一方、これらのメールの内容や送信者と受信者の身分は公開されていません。
これを受けて、クリントン氏の選挙団体の責任者はこの日に声明を発表し、「コミー長官は即時に、進めている捜査の全ての情報を公開すべきだ」と求めたうえで、「今度の捜査結果も、FBIが7月に出した結論と変わりない」と、選挙団体の立場を示しました。
（中国国際放送局）
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これを受けて、クリントン氏の選挙団体の責任者はこの日に声明を発表し、「コミー長官は即時に、進めている捜査の全ての情報を公開すべきだ」と求めたうえで、「今度の捜査結果も、FBIが7月に出した結論と変わりない」と、選挙団体の立場を示しました。
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