国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は5日、気候変動に対応するための国際的な枠組み「パリ協定」を11月4日に発効すると宣言しました。
パン事務総長は声明を発表し、「『パリ協定』は5日に二つの発効要件が満たされ、11月4日に発効される。国際社会の力強い支持によって、気候変動対応の緊急性が証明されただけでなく、力強い国際協力が必要だとして各国政府の見解が一致したことが示されている」と述べました。
去年12月、気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で「パリ協定」が締結されました。これは、「京都議定書」に次いで2番目となる温室効果ガス削減のための国際枠組み協定で、少なくとも55の締約国の批准を得ることを発効要件の1つとしていました。
(中国国際放送局)
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