中国航空エンジングループ公司の発足大会が28日に北京で開かれた。
重要な戦略的地位と経済への巨大な促進作用
中国航空エンジン集団の関係責任者は、中国航空エンジン集団有限公司を創設して、イノベーションと発展を通じて航空用エンジンを国家の意志にすることは、航空用エンジンが重要な戦略的地位及び技術と経済への巨大な促進作用があることと関係していると述べた。
航空用エンジンは国の安全を保障し、強国の地位を強調する航空機用武器装備の「心臓」と言える。先端の民用航空機用エンジンは民用航空機事業の発展に向けた重要な推進力になる。まさに民用航空機用エンジンの推進力、燃料消費率、信頼性及び寿命などの指標が絶えず上昇するにつれて、人類は現在、24時間以内に世界のいかなる地域にも到着できるようになり、世界は真の意味で「地球村」になった。
国を挙げて核心技術の壁を突破
イノベーション型発展戦略を着実に実行し、製造強国を建設するため、航空用エンジン事業の自主イノベーションの発展を早急に推進する。中国はまた、「2種類の機器」の重大特別プロジェクトに着手し、国を挙げて核心技術の壁を突破し、航空用エンジン、ガスタービン技術及び製品を大いに発展させる。
中央政府が管理する国有大型企業として、中国航空エンジン集団有限公司の資本金は500億人民元に上る。同公司は航空用エンジンの特別プロジェクトを実施する責任主体であり、国務院、北京市人民政府、中国航空工業グループ公司、中国商用航空機有限責任公司が共同で出資し、設立した国有持ち株会社のグループ企業になる。中国航空エンジン集団の従業員数は9万6千人に上り、高資質でイノベーション型の科学技術人材チームを抱えている。
中国航空エンジン集団有限公司董事長、党組書記の曹建国は、中国航空エンジン集団有限公司は一貫して「国防強国、製造強国、科学技術強国」の建設をたゆまぬ奮闘目標として位置付け、自主研究開発路線を揺らぐことなく堅持し、「小さな核心、大きな協力、専業化、開放式」の研究開発協力・生産協力モデルを確立し、エネルギーを集中させて、航空用エンジンの主要業務を強大かつ優秀にし、強力な「中国の心」を全力で築き上げると述べた。
(新華社より)
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