中国共産党中央委員会の習近平総書記が召集した中央政治局会議は26日に北京で行われ、『健康中国2030』計画綱要を審議しました。
会議は、「新中国成立後、とりわけ20世紀の80年代に改革開放政策が実施されて以来、わが国は保健の分野において大きな発展を遂げて、国民の健康レベルを絶えず向上させてきた。しかし、社会の工業化や都市化、高齢化が進み、人々の生存環境や生活スタイルが変化しつつある中、国民の健康に関係する重大かつ長期的な問題を全体的に解決していく必要がある」と指摘しています。
会議は、また「『健康中国2030』計画綱要は今後15年間、『健康中国』の建設を推し進めていく行動の綱要となっている。それには、予防に主眼を置き、健康かつ文明的な生活スタイルを奨励し、グリーンかつ安全な環境を作り上げていくべきである。今後は政府による資金の投入を拡大させて、体制とメカニズムの改革を深化させ、健康情報のサービスシステムを確立していくなどの措置を講じていく」としました。
(中国国際放送局)
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