新華網北京8月26日 (記者/趙楠)中国外交部の陸慷報道官は26日の定例記者会見で、20カ国・地域(G20)杭州サミットはビジョンも行動もあり、杭州行動計画の策定が図られ、世界経済の力強く、持続可能な、バランスと包容の増長を推進するために確実な行動を取ると表示した。
陸慷報道官は次のように述べた。中国側は、苦境の中にいればいるほどに、各国が互いに助け合い、困難を共に乗り越えるべきことが、危機の中から生まれたG20の初志であるだとずっと思っている。実際に、貿易と投資の保護主義に反対し、貿易と投資の成長を促進していくことは、各国の大衆が関心する問題であり、何度となくG20首脳会議が繰り返して強調し、達成してきた重要な共通認識の政策点でもある。
陸慷報道官はまた次のように述べた。G20杭州サミットでは「力強い国際貿易と投資」という課題に引き続き焦点を当て、貿易と投資の保護主義に反対するとの大前提の下で、世界貿易機関(WTO)の多国間メカニズムと二国間の経済面における意思疎通メカニズムを効果的に運用し、互いに理解を深め、共通認識を拡大させていく。また、今回のG20貿易部長会議では史上初に共同声明を発表し、世界中最も重要な20の経済体が貿易と投資の保護主義に対して、反対する共同的な確固とした立場があるということを表明した。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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