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(新華国際時評)中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握しよう
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-08-26 13:50:40 | 新華網 | 編集: 谢艳

   新華網東京8月26日(新華社記者/冮冶)第8回中日韓外相会議が24日、日本・東京で開催された。これは昨年の11月に中日韓首脳会議が韓国・ソウルで行われて以来、三国が開催した再度のハイレベル会合で、三方が共に関心を寄せる国際と地域の問題について研究討議し、三国の各分野における協力が継続的且つ深く発展するよう推進することを目的としている。

   東アジアの3大経済体として、中日韓の協力は、三国に恩恵をもたらすだけでなく、地域更には世界の共同発展にも役に立つことは、疑う余地がない。

   中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握し、三国は「歴史を正視し、未来に向かう」精神を持ち、三国の協力が正しい方向に沿って安定的に発展するよう確保すべきだ。よく知られている通り、歴史問題は、中日、韓日の二国間関係を悩ませ続ける主要な問題だ。この問題の主な責任が日本にあることは回避できず、これは、中日韓が互いに理解と信頼の増進を実現させる重要なありかでもある。日本は中韓両国の諒解を得るために、歴史問題において謙虚で誠実で、且つ反省し再考する態度をもつべきだ。理解と信頼がなければ、堅固で良好な二国間関係はあり得ず、中日韓が深い協力を行うことは一層語りえない。

   中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握するために、三国は困難を克服し、妨害を取り除き、共通認識を蓄積して、協力に焦点を定めねばならない。中日韓は一衣帯水の隣国で、地理的に近く、文化に相通じ、経済の相互補完性が強く、三国の協力はとりわけ恵まれた優位性を備え、互恵・ウィンウィンを完全に実現させることが可能だ。人々は、三者が協力の勢いを引き続き保ち、東アジア地域の一体化プロセスに助力し、2020年に東アジア経済共同体の構築を完成するという目標の実現に努め、当地域の平和と発展・繁栄のためにより大きく貢献できることを期待している。

   中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握するために、三国の政治家は長期的な角度と戦略的な高さから出発し、すでに達成した共通認識や諒解を着実に守り、敏感な問題に対し責任を担って適切に処理し、食い違いを効果的に管理・コントロールするべきだ。目下、中日韓関係の発展はいくらかの問題に直面しており、三国の政治家が知恵と勇気を出し合って、向き合って歩み寄り、三国の協力が健全で、安定した、持続可能な発展の道を進むことを推進できるよう努める必要があるだろう。

 

(新華社より)  

 

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(新華国際時評)中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握しよう

新華網日本語 2016-08-26 13:50:40

   新華網東京8月26日(新華社記者/冮冶)第8回中日韓外相会議が24日、日本・東京で開催された。これは昨年の11月に中日韓首脳会議が韓国・ソウルで行われて以来、三国が開催した再度のハイレベル会合で、三方が共に関心を寄せる国際と地域の問題について研究討議し、三国の各分野における協力が継続的且つ深く発展するよう推進することを目的としている。

   東アジアの3大経済体として、中日韓の協力は、三国に恩恵をもたらすだけでなく、地域更には世界の共同発展にも役に立つことは、疑う余地がない。

   中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握し、三国は「歴史を正視し、未来に向かう」精神を持ち、三国の協力が正しい方向に沿って安定的に発展するよう確保すべきだ。よく知られている通り、歴史問題は、中日、韓日の二国間関係を悩ませ続ける主要な問題だ。この問題の主な責任が日本にあることは回避できず、これは、中日韓が互いに理解と信頼の増進を実現させる重要なありかでもある。日本は中韓両国の諒解を得るために、歴史問題において謙虚で誠実で、且つ反省し再考する態度をもつべきだ。理解と信頼がなければ、堅固で良好な二国間関係はあり得ず、中日韓が深い協力を行うことは一層語りえない。

   中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握するために、三国は困難を克服し、妨害を取り除き、共通認識を蓄積して、協力に焦点を定めねばならない。中日韓は一衣帯水の隣国で、地理的に近く、文化に相通じ、経済の相互補完性が強く、三国の協力はとりわけ恵まれた優位性を備え、互恵・ウィンウィンを完全に実現させることが可能だ。人々は、三者が協力の勢いを引き続き保ち、東アジア地域の一体化プロセスに助力し、2020年に東アジア経済共同体の構築を完成するという目標の実現に努め、当地域の平和と発展・繁栄のためにより大きく貢献できることを期待している。

   中日韓の友好協力の大いなる方向をしっかりと把握するために、三国の政治家は長期的な角度と戦略的な高さから出発し、すでに達成した共通認識や諒解を着実に守り、敏感な問題に対し責任を担って適切に処理し、食い違いを効果的に管理・コントロールするべきだ。目下、中日韓関係の発展はいくらかの問題に直面しており、三国の政治家が知恵と勇気を出し合って、向き合って歩み寄り、三国の協力が健全で、安定した、持続可能な発展の道を進むことを推進できるよう努める必要があるだろう。

 

(新華社より)  

 

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