罪状三:結果は見るからに痛ましい。
2009年1月23日、オバマ大統領は就任からわずか3日で、米軍の無人機1機がパキスタンの部落地区のある家屋を破壊した。この軍事行動はメディアにこの米国の新任最高軍事統帥が行った無人機の「お披露目ショー」だと評された。数年後に『ニューヨーク・タイムズ』でオバマ大統領政権は今回の空爆による平民の死者数を故意に隠蔽し、「すべての適齢男性を戦闘員の死傷として統計」したことが暴露された。
エスカレートする無人機戦争に公式の合理的な説明はない。 米国『ワシントンポスト』は「無人機の空爆は、本質的に無実の平民に対する殺戮と切り離すことができない。我々は平民の中に西洋人がいない限り、この事実を見落としがちだ。」と論じた。オバマ大統領はかつて一部の平民の死傷は「理解可能な干渉」と称し、 米国の平民が犠牲になったときだけ、米国政府が公式に「遺憾」と「謝意」を表明している。
米国「インターセプト」電子版が昨年10月に公表した機密文書で、米国の無人機に爆撃され死者のうち、90%はいずれも爆撃対象と無関係だったと指摘されている。これらの無実の人々は米国の公式文書で「消滅された敵」と記述されている。「テロとの戦い」の大旗のもとで、米軍無人機の「殺戮ゲーム」は他国の平民の悲劇を繰り返し作り出している。
(新華社より)
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