3.子宮下垂 子宮脱
十分な脂肪の保護がないと、子宮は膣に沿って正常な位置から下がっていく。そして、外陰部より子宮が出てしまうと、子宮脱になる。深刻な場合、子宮頸の感染や炎症の原因にもなる。
4.不妊
女性は、体脂肪率が少なくとも17%なければ、正常な月経の周期や性欲を維持することができない。
5.骨粗鬆症
米国の最近の研究によると、痩せ型の女性の寛骨の骨折率は、標準的な体重の女性の2倍以上だという。
6.貧血
食べる量が少ないと、基礎代謝率が普通の人よりも低くなり、腸や胃の動きが遅くなったり、分泌される胃酸が少なくなったりする。そして、栄養の吸収にも悪影響を及ぼす。これらはすべて、貧血の主な原因だ。
7.血尿
腎臓の表面は繊維性結合組織である線維被膜で覆われている。痩せすぎている人は、腎臓が下垂しやすく、内部の静脈の血がにじみ出て、血尿の原因になる。
痩せすぎている人は、十二指腸が圧迫されやすく、食べた物の消化が難しくなる。お腹がふくらみ、痛みが出たり、食後に吐いたりする。
9.記憶力が衰退
脳が元気に働くには脂肪が必要。脂肪は脳の情報処理能力を加速させ、記憶力を強化してくれる。痩せすぎている人は、栄養不足となり、脳の細胞が著しく壊れ、記憶力に直接、悪影響を及ぼす。
10.脱毛
髪はケラチンというたんぱく質や亜鉛・鉄・銅のミネラルで形成されている。痩せすぎている人は、体内の脂肪やたんぱく質の供給が不足しているため、脱毛が起こるほか、次第に髪の毛の光沢が失われていく。
(人民網日本語版)
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