フィリピンが一方的に提起した南海仲裁の裁決が7月12日に行われます。このほど、アフリカ諸国のメディアはそれぞれ文章を発表し、南海問題における中国の立場を支持することを表明すると同時に、仲裁案の裏にあるアメリカの真実の姿を暴露しました。
南アフリカの主要メディアはここ数日、大量の文章を掲載し、アメリカは南海仲裁案を策定し、南海問題を利用して、中国を抑制しようとするその真実の姿を暴いていました。その文章は「アメリカは、中国を世界覇権の主な挑戦者として見ている。日増しに強くなる中国に対して『包囲網』を作ろうとしている。アメリカにとって、地政学的な打算で最も効果的なやり方は、地域の代理人を通して中国の海上通路をコントロールし、さらに中国の貿易とエネルギー輸送に影響を与えることだ」と指摘したうえで、「中国を抑制するのがアメリカ外交政策の重要な戦略の支えとしたら、アメリカは仲裁案の結果を特に重視するのだ。仲裁の結果は南海地域の緊迫した情勢をエスカレートさせるだろう」としています。
また、ジンバブエの発行部数の最も多い新聞紙「先駆け」は、南海問題における中国の立場と主張を支持する論評を発表し、「中国は一貫して当事国が歴史の事実を尊重し、国際法によって、話し合いで領土と海洋の紛争を平和的に解決していくことを堅持している。中国は第三者に訴えて紛争を解決するいかなる方法を受け入れない」と紹介していました。
このほか、タンザニアやケニアなどの国のメディアもそれぞれ文章を掲載し、南海問題における中国の立場を支持しています。
(中国国際放送局)
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