近年、中国の若者の間では、「イナズマのようなプロポーション」というフレーズが流行している。そして、低脂肪の飲み物や食品やベジタリアンが絶大な人気を博し、さらに、ダイエットカリキュラムやダイエットクリニックなどが次々に現れている。新華視点が微信(WeChat)公式アカウントで報じた。
しかし、そんな苦労をして痩せた人々をがっかりさせるような情報が。米国のヘルスケア情報メディアWebMDは最近、痩せすぎていると健康に悪いと指摘する記事を掲載し、特に以下の10種類の病気には要注意だと指摘している。
1.胃下垂
痩せすぎると、腹壁の緊張が変化したり、腹筋が落ちたりして、胃を支える筋肉や靭帯が垂れ下がり、腹腔内圧が低下する。そして、胃が正常な位置よりも下まで垂れ下がり、蠕動(ぜんどう)運動が弱くなり、胃下垂になる。
2.胆石
痩せ型の人は、往々にして摂取するカロリーが不足している。そのため、体の組織の中の脂肪の消耗が加速し、胆汁に含まれるコレステロールの割合が高くなる。そうなると、胆汁がどろどろになり、結晶化して結石になる。研究によると、急激なダイエットをした場合、最初の2-4カ月以内に結石が起こりやすいという。