7月11日は、中国の11回目の「航海の日」に当たります。今年の航海の日は、「安全かつ高効率、グリーンな海上運輸の構築により、海上シルクロードの革新的発展を促そう」をテーマにしています。
中国交通運輸省水上運輸局の李天碧局長は、「第12次五カ年計画の実施期間中、中国の海洋にかかわる業界は著しい成果を上げた。ここ数年、‘一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)’の実施により、中国の海上運輸事業にも大きなチャンスをもたらしていた。中国は沿線諸国の港の建設と運営に積極的に関わり、21世紀海上シルクロード沿線国家と物流情報を共有し、沿線の港との交流と協力を深め、国際海上航路の協力に参加する力を強めている」と紹介しました。
また、中国交通省の何建中次官は、「中国は海上運輸の開放的な発展を推し進め、‘海上交通安全法’の改正作業を行い、船舶の安全航行に関する法執行と監督を強化している。特に、南海の国際運輸航路において、航海サポート施設を一層完備させ、同地域を航行する船舶に安全航行情報サービスを提供している。また、南海における海上協力を一層強化し、海上捜索救助協力メカニズムを完備させ、緊急救助能力を向上させ、海上における捜索救助の責任と義務を履行し、遭難した船舶に確かなサービスを提供している」と述べました。
(中国国際放送局)
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