日本の参院選で、ネットを使った選挙運動に新たな変化が生じている。各党の宣伝動画は、党首などによる街頭演説や記者会見の動画が中心だった。ところが今回は、若者の間で人気のある女性モデルを起用し、さらにはアニメの要素を盛り込むなどしており、有権者に迎合した内容となっている。共同通信は1日、選挙権の年齢が「満18歳」に引き下げられ、またスマートフォンが普及していることから、各党が新しい有権者と政治の距離を縮めるため取り組んでいると報じた。
自民党は選挙権の年齢を18歳に引き下げたことをテーマとし、アニメーションを制作した。この動画は女子高生が意中の男子と共に投票に行く物語だ。民進党は2人の女子が教室内で話をする動画を制作。「選挙に行かないと罰ゲーム?」という分かりやすい質問により、選挙への考えを示している。経済 社会問題を紹介する動画も、ネット上で好評を博しているという。
(チャイナネット)
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